現在、会社の確定拠出年金を利用して毎月定額投資している。
日経平均が8000円台の時から、この株価は過去の歴史から見てかなりの低水準にあり将来は間違いなく騰がると見て、毎月拠出するほとんどすべての資金を株式投資型の投資信託につぎ込んでいたこともあり、現在は120万円以上プラスになっている。
さて、数多ある投資信託の中、フィリピン株を中心に投資する投資信託とそれを毎月定額購入できる証券会社について調べてみた。
モーニングスターにて「フィリピン」をキーワードに投資信託を検索すると、全部で5件ヒットした。
運用会社と販売会社を次のように表にまとめてみた。
投資信託 | 運用会社 | 販売会社 |
(ノムラ・アジア)フィリピン・フォーカス | 野村AM | 野村證券 |
フィリピン株ファンド | キャピタルAM | SBI証券 |
楽天証券 | ||
安藤証券 | ||
益茂証券 | ||
松井証券 | ||
マネックス証券 | ||
三田証券 | ||
明和証券 | ||
内藤証券 | ||
auカブコム証券 | ||
キャピタル・パートナーズ証券 | ||
フィリピン株式オープン | 大和AM | 東海東京證券 |
大和証券 | ||
イーストS・フィリピン株式オープン | イーストS | SBI証券 |
楽天証券 | ||
スルガ銀行 | ||
SMBC日興証券 | ||
イオン銀行 | ||
岡三オンライン証券 | ||
エイチ・エス証券 | ||
あかつき証券 | ||
マネックス証券 | ||
むさし銀行 | ||
中銀證券 | ||
東海東京証券 | ||
西日本シティTT証券 | ||
西村証券 | ||
浜銀TT証券 | ||
フィリピン株式ファンド | カレラAM | SBI証券 |
楽天証券 | ||
安藤証券 |
このうち複数のファンドを販売する証券会社をピックアップした。
楽天証券:3本
フィリピン株ファンド
イーストスプリングス・フィリピン株式オープン
フィリピン株式ファンド
SBI証券:3本
フィリピン株ファンド
イーストスプリングス・フィリピン株式オープン
フィリピン株式ファンド
マネックス証券:2本
フィリピン株ファンド
イーストスプリングス・フィリピン株式オープン
東海東京證券:2本
フィリピン株式オープン
イーストスプリングス・フィリピン株式オープン
安藤証券:2本
フィリピン株ファンド
フィリピン株式ファンド
ファンドの主な組み入れ銘柄
これら5つの投資信託が組み入れている銘柄を目論見書から調べてみた。
(ノムラ・アジア)フィリピン・フォーカス
1位:SMプライム
2位:アヤラ・ランド
3位:BDOユニバンク
4位:アヤラ
5位:SMインベストメンツ
6位:インターナショナルコンテナターミナルサービス
7位:メトロポリタンバンク&トラスト
8位:ユニバーサルロビーナ
9位:ウィルコン
10位:グローブテレコム
フィリピン株ファンド
1位:SMインベストメンツ
2位:SMプライム
3位:アヤラ
4位:アヤラ・ランド
5位:BDOユニバンク
6位:インターナショナル・コンテナ・ターミナル・サービス
7位:フィリピン・アイランズ銀行
8位:JGサミット・ホールディングス
9位:ユニバーサルロビーナ
10位:PLDT
フィリピン株式オープン
1位:アヤラ・ランド
2位:SMプライム
3位:SMインベストメンツ
4位:インターナショナル・コンテナ・ターミナル・サービス
5位:BDOユニバンク
6位:アヤラ
7位:メトロポリタン銀行
8位:JGサミット・ホールディングス
9位:グローブ・テレコム
10位:フィリピン・アイランズ銀行
イーストスプリングス・フィリピン株式オープン
1位:SMインベストメンツ
2位:SMプライム
3位:アヤラ・ランド
4位:BDOユニバンク
5位:アヤラ
6位:JGサミット・ホールディングス
7位:フィリピン・アイランズ銀行
8位:メトロポリタン銀行
9位:アボイティズ・エクイティ・ベンチャーズ
10位:インターナショナル・コンテナ・ターミナル・サービス
フィリピン株式ファンド
1位:SMプライム
2位:SMインベストメンツ
3位:BDOユニバンク
4位:アヤラ
5位:アヤラ・ランド
6位:センチュリー・パシフィック・フーズ
7位:ユニバーサル・ロピナ
8位:ジョリビー・フーズ
9位:サンミゲル・フード&ビバレッジ
10位:フィリピン・アイランズ銀行
これを見ると、赤でマークした銘柄は5つのファンド全てに組み込まれていることがわかる。
フィリピンの中でも5本の指に入る企業と言える。
どんな企業なのかは別途調べてみることにする。
主なネット証券の積立方法について
フィリピン株に投資する投資信託の扱いが多い、楽天証券、SBI証券およびマネックス証券のネット証券について、投資信託の積立方法を調べた。
楽天証券
積立方法は3通りある。
- 証券口座(楽天銀行マネーブリッジ)から積立
- 楽天カードクレジット決済で積立
- その他金融機関から積立
楽天口座(楽天銀行マネーブリッジ)から積立
楽天証券の証券口座の預り金から積立資金を振り替えて、投信積立を行うサービス。
毎月1回、1~28日の中から希望の日を「積立指定日」にすることができる。
入金方法は、「通常振込入金」と「リアルタイム入金」、楽天銀行からの入金に便利な「らくらく入金」のなかから選ぶことができる。
楽天カードクレジット決済で積立
楽天カードからカード決済額100円につき1ポイントの楽天ポイントが付与される。
楽天ANAマイレージクラブカードから引き落とすこともできるので、ANAマイレージを貯めることもできる。
その他金融機関から積立
指定する金融機関口座から積立代金を毎月自動で引き落として、投信積立を行うサービス。
積立指定日は月1回、原則毎月7日と24日のどちらかに決められている。
SBI証券
5つの積立コース
投信では毎月決められた日に積立、というのが一般的だと思うが、SBI証券では、なんと、毎日、毎週、毎月、複数日、隔月の5つのコースがある。
毎日:毎営業日で積立
毎週:毎週月曜~金曜の好きな曜日で積立
毎月:毎月好きな日付で積立
複数日:好きな日付を複数選択して積立
隔月:隔月で積立
積立方法
1)金融機関口座からの引き落とし
住信SBIネット銀行「SBIハイブリッド預金(預り金自動スィープサービス)というのがある。
2)クレジットカード決済
使えるのは、三井住友カードのみ。他のカードは使えないようである。
ポイントサービス
SBI証券のポイントサービスの特徴は、
① TポイントやPontaポイントから好きなポイントを選べる。
② SBI証券でのさまざまな取引でポイントが貯まり、投資信託の取引に使える。
と書いてある。
このサービスによると、投資信託を持っていれば、投信マイレージが貯まる。
これは、投資信託の月間の平均保有金額の最大0.2%に相当するポイントがTポイントまたはPontaポイントとして月々貯められる、というもの。
ただし、対象となる保有銘柄一覧の中にフィリピン株に投資する投資信託は含まれていない。
マネックス証券
積立頻度は2通りー毎月と毎日
マネックス証券の投信つみたてなら、1日100円から積立可能。積立頻度は「毎日」と「毎月」から選べる。
面白いのは、毎日積立でも2通り選べる。
- 1日あたりのつみたて額を設定する「日額」指定
(例:毎日300円ずつ、つみたてる) - ひと月あたりのつみたて額を設定する「月額」指定
(例:1ヶ月の積立金額の合計が30,000円になるように毎日つみたてる)
多くの金融機関口座に対応
都市銀行、ゆうちょ銀行、地方銀行(第二地方銀行)、ネット専業銀行、信用金庫からの引き落としに対応している。
投信ポイントプログラム
投資信託の保有残高に対し、毎月マネックスポイントがもらえる。
マネックスカードから引き落とすと、100円の利用につきマネックスポイントが1ポイントもらえる。
貯めたマネックスポイントは、株式手数料、暗号資産(Coinchek)と交換ができる。
さらに、提携先のポイントプログラムは豊富。
dポイント、Tポイント、Ponta、nanacoポイント、waonポイント、amazonギフト券、ANAマイレージ、JALマイルに交換できる。
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