この記事を読んでいる方のなかに、この夏、機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイを観た方はいらっしゃるでしょうか。
冒頭で、ハサウェイたちを乗せた飛行機がマフティーを名乗る集団に襲撃に遭い、そして降りたのが、フィリピンのダバオ。
ミンダナオ島南部にあり、人口約182万(2020年)を擁し、ケソン、マニラに次ぐフィリピン第3の都市です。
街中のシーンが映し出され、その中で画面いっぱいに、何やらゆるキャラが出てきます。
さて、何のキャラクターなんでしょうか。
あれこそ正しく、フィリピンでは超有名なファーストフードチェーンのジョリビーです。
ここでは、ジョリビーについて解説します。
ジョリビー(Jollibee)とは?
ジョリビーは、フィリピン最大のファーストフードチェーンです。
フィリピン人なら知らない人はいない、国民的ファーストフードレストランチェーンです。
2020年12月末時点で、フィリピン国内に1184店舗あります(出展:2020 Annual Report)。
フィリピン国内ではファーストフードのシェアNo.1。
あのマクドナルドやケンタッキーフライドチキン(KFC)でさえ、ジョリビーには歯が立ちません。
そんなジョリビーは、フィリピン国内だけではなく、2020年12月末現在、世界に294の店舗があります。
アメリカ:46店舗
カナダ:14店舗
香港:10店舗
マカオ:1店舗
ブルネイ:18店舗
ベトナム:141店舗
シンガポール:11店舗
マレーシア:1店舗
中東:46店舗
イタリア:2店舗
イギリス:3店舗
を有しています。
どれくらい人気があるのか?
フィリピン人の間でどれくらい人気があるのか、知り合いのフィリピン人16人に実際に聞いてみました。
質問① ケンタッキーフライドチキン、ジョリビー、マクドナルドの中ではどれが好きか。
質問② ジョリビーの中では、どの食べ物が好きか
すると、質問①ではなんと、16人中13人がジョリビーを挙げていました。
質問②では、16人中8人から回答をもらい、8人全員がチキンと答えていました。
また、8人中6人が、スパゲティと答えていました。
ジョリビーの親会社について
ファーストフードレストランのジョリビーを運営しているのが、
ジョリビーフーズコーポレーション(Jollibee Foods Corporation, JFC 証券コード:JFC)です。
JFCは、ジョリビーの他、
大人気ピザ屋チェーンの「グリーンウィッチ(Greenwich)」
中華レストランの「チャオキン(Chowking)」
ケーキ屋の「レッドリボン(Red Ribbon)」
といったチェーン店の他、日本にも出店している
ハンバーガー「バーガーキング(Burger King)」
カフェ「コーヒービーン(Coffee Bean)」
など傘下に収めています。
2021年2月15日、JFCは吉野家インターナショナルフィリピンと50:50のジョイントベンチャーを設立したと発表しました。
吉野家ブランドをフィリピンで運営、拡大を図っているようです。
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