COL Financhial証券のホームページを見ると、口座を開設するために必要な書類など手順が載っています。
1.必要な書類
- 公的な身分証明書
- 自撮りまたは動画からできるカメラ機器
- サイン(署名)を取り込むための紙
- フィリピンの銀行口座の詳細
- 従業員または自営業の方 – SSS/GSIS/CRN and TIN
- 未成年の方 – 出生証明書
その他、以下に当てはまる場合
- フィリピン国外在住の外国人: 有効なパスポートのコピー1部
- フィリピン国内在住の外国人:有効なパスポートのコピー1部および居住証明書(ACR) またはDOLE(=Department of Labor and Employment, 労働雇用省)発行の作業許可証
と記されています。
2.申し込みと必要な書類の提出
- Express account activation after funding
3. 口座への入金
注意:初回入金額は、1,000ペソ以上必要です。
入金の仕方は4つあります。
オプション1. オンラインによる入金
オプション2. 窓口での入金
オプション3. COLビジネスセンター
オプション4. 海外送金
が紹介されています。
日本からであれば、
オプション1. オンラインによる入金
オプション4. 海外送金
のどちらかになるでしょう。
1.で、SSS/GSIS/CRN and TINと記されていますね。これって何でしょう?
SSSとは、
Social Security System のこと、つまり社会保障制度ですね。
退職年金、遺族給付、障害給付、傷病手当、出産休暇手当、労働災害給付を行う総合保険制度制度なのだそうです。
CRNとは、
Certificate of Residence Number のこと、つまり住民に割り当てられた番号の証明書。マイナンバーみたいなものかと思います。
TINとは、
Philippine Taxpayer Identification Number のことで、「フィリピン納税者番号」といったものですね。
フィリピンでは、2013年1月9日にSEC(証券取引委員会)から”MEMORANDUM CIRCULAR NO.1 Series of 2013″というものが発行されました。
内容は、
定款に登録している株主(取締役や親会社などの外国法人)はフィリピンに居住していない場合でも、TINナンバー(Tax Identification Number)を取得しなさい
というものです。
このTINナンバーを取得していないと、口座を開くときに不備ありとして受け付けてもらえないようです。
コメント